初心者アングラー必見!根がかる前に試しておきたい根がかり回避方法(ソルトライトゲーム) の話

白米の活動

はい、こんにちは!白米です。

今日は、『根がかり』についてお話しようと思います。

釣りを始めたら、誰しもが経験する「根がかり」。そして、歴が長いベテランでも根がかりを100%回避することはできません。

ただ、100%回避できなくても、根がかりを減らすことは可能なんです。

なので、根がかりと上手く付き合っていく方法を今回はお話しようと思います。

初心者の皆さんは根がかりと友達になれましたか?

根がかりと白米は、もう友達です。親友の域です。親友のことなら何でも聞いて欲しい!

ん?!親友の回避方法?!

なんかおかしな感じになってきちゃいました。。。

では、はじまり!

根がかりの原因

根がかりとは

根がかり(ねがかり)とは、釣りにおいて釣り針やルアーが水底の岩、根株、サンゴなどの障害物に引っかかってしまうこと。無理に外そうとすると、余計に外れなくなるばかりか、釣り竿が折れる場合もある。

根がかり – Wikipediaから引用

海底の様子は見えてないので、引っかかってしまうんですよね。特にライトゲームやロックフィッシュを狙う場合、ストラクチャーと呼ばれる障害物の近所に魚がたむろしてるんです。

ストラクチャーを狙いすぎると根がかる。

じゃ、ないところに投げればいい。そうすると魚がいない場所に投げているだけの「投げ練」になってしまいます。だって、釣りにきてるんだもん。

なので、狙いすぎても根がかりづらい方法を使って、魚に出会ってもらいたいですね。

根がかりの原因

根がかりには何パターンか存在します。まずは、海底がどういう状態か想像することが大事。

根があるぞ!と分かっているならば、最初から回避方法を取っておけばいいんですよね。

なので、まずは根がかりのパターンを見てみましょう。

錘が引っかかる

岩などの障害物に、錘部分が食い込んでしまい、外せなくなる状態です。

ライトゲーム(メバリング、アジング、ガシリングなど)の場合、どうしても錘が軽くなります。そうなると、潮に流され、岩のくぼみやテトラポットの隙間などに引っかかってしまいます。

底を狙わなければいい!

と思いがちですが、底には僕らのアイドル「かさご」がいますから、癒しを求めて底まで落としてしまいがち…(白米だけ?!)

また、シャローエリアを狙うならば、水深が50cm以下のところもあります。そうなると表層、中層、底の区別はつきません。全部底に見えてくる。。。

ゴロタ場やテトラポット周りは、気を付けたいですね。しかし、魚が隠れることができる場所は、チャンスが大きい。根がかかるリスクと釣れるリターン。天秤にかけてチャレンジしたいですよね。

針が引っかかる

針先が障害物に引っかかるパターン。針が岩に刺さっている状態ですね。

これは、比較的取り易いと思います。でも、針の返しの部分まで食い込んでしまうとなかなか取れません。

海藻などに絡む

春に海藻は元気に成長します。その海藻に引っかかるケースです。葉(?)の部分に引っかかるぐらいであれば容易に取れますが、茎に針が刺さると取りづらい状況になります。

しかし、引っこ抜き、回収することは可能です。

こんな感じですね。

でも海藻が多いところは、チャンスが多いんです。海藻の下に潜み、海藻の上を通ったベイト(捕食される魚)を狙っています。特にメバルはその習性は強いので、果敢に攻めてもらいたいですね。

釣り人の仕掛けに引っかかる

これが、一番最悪です。根がかりした異物は、そのまま朽ちることなく海底に残ります。

海洋生物に対し、2次被害、3次被害を生んでしまいます。当然、その後に来た釣り人にも被害が出ます。

「ゴーストフィッシング」という言葉があります。

漁具や漁網が回収されずに海の中に残ると、生き物がその中に入り込んでしまい、出ることができず死亡していきます。この状態は、そのごみが移動したり回収されるまで延々と繰り返されるため、国際的にも問題となっています。

一般社団法人JEAN HPより引用

私たち、釣り人は、釣り場で遊ばせてもらっています。このような被害をなくす努力をするのも釣り人しかできないと思います。もし、回収できるのであれば、必ず回収し、ゴミとして捨てましょう。

回避方法

様々な方法で根がかりを回避できます。根がかると時間のロスにもなりますし、ゴミを投機した状態になるので、できる限り回避しましょう。

方法は以下の通りです。

ラインテンションをかける

キャストした際に、スラッグを取ることで、いきなりの根がかりを回避することが可能です。

ライトゲームは、軽い錘を使用します。沈んでいく際にラインはフリーで出ていく状況にしておくと、風と潮の流れの影響から、岩と岩の隙間に入ってしまったことに気付かないケースが多いのです。

ベイルを返さず、フリーにしておくと、底を取るのが非常に楽なのですが、ラインが張っていない状態になるため、感度が落ちます。

なので、着水した段階でベイルを返し、ラインスラッグを取り、ラインにテンションをかけておきましょう。

基本的なことですが、大事なことです!

竿を立てる

竿を立てた状態で釣りをすると、ラインにテンションがかかります。

シャローエリアで釣りをする場合は、竿を立て気味に持つと根がかりが減ります。

あ、このまま巻いたら根がかりそう…。と雰囲気で察することも可能になっていきます。

根がかりそうであれば、その岩を飛び越えるイメージで竿先を跳ね上げてください。

それだけで根がかりは、かなり回避できるはずです。

先程のラインテンションでも話しましたが、感度を下げない努力をするのが吉です。

フリーな状態が続けば続くだけ、手元に残る情報は減ります。どういう地形なのか、海藻がある、潮の流れの速さ、などなど色々な情報が、ジグヘッドからロッドを通じて、手元に送られてきます。その情報を元に、魚のいそうな場所を探すのです。

根がかりで地球を釣っている場合ではないのです。

アクションを変える

アクションの強度や速さも重要なポイントです。アクションを強めることで、アピール度は増しますが、根がかり度合いも大きくなります。

根がかりそうな場所では、弱いアクションに変えるなどのプラン変更をしましょう。

他にもズル引きも根や海藻に引っかかりやすいので、気を付けてください。一番簡単なアクションですが、ジグヘッドからの情報が整理できていない初心者さんには一番気を付けてほしいアクションですよね。

根が多く、アクションをなかなかかけれない場所では、リフト&フォールが有効です。竿をゆっくり持ち上げて、降ろすだけ。ここポイントです。ゆっくり大きく竿を持ち上げてください。急に素早くすると根がかりしてしまう恐れがあるので、ゆっくりですよ。

フォール中に狙ってくる魚は多いので、大きなアクションをしなくてもアピールされます。

仕掛けを変える

仕掛けの形状や素材を変えるだけで回避能力は向上します。

ジグヘッド

オフセットリグ

針をしまうリグです。画像がノーシンカーで錘がない状態です。針が出ないだけで根がかり回避は飛躍的に向上します。

カツイチ(KATSUICHI) Slidin Head

針と錘は別売りです。しかしこの錘めちゃくちゃ優秀です。しかも、針は別売りですが、ワームの刺し方次第では、針先をワームにしまうことができるので、針による根がかりを回避することができます。

そして、この錘の形状は、針が上向きにくるようにセットすることが可能なのです。これまた、針による根がかりが回避!

スプリットリグ

錘がガン玉なので、接地面が少なくなります。そうすることで、根がかりそうだな?!という情報も手元でキャッチすることができ、事前に回避できるというわけです。

色々なリグは根がかり回避の歴史でもあるわけですね。

ダウンショットリグ

スプリットリグの変型ですね。下にガン玉をつけることで、ラインが張れていれば、ワームが生きてるように動いてくれる。

最近では、ダイソーさんでシンカーも売っています。ガン玉である必要はないわけです。もし根がかったとしても、ガン玉だけ取れるので、ゴミの投機は最小限に留めることができます。

フローティングミノー

浮くミノー(プラスチックで作った魚)ですね。浮力を強く持たせることで、レンジをキープしたり、表層を引っ張ってくることができます。

沈まないのであれば、基本的に根がかることはありませんね。

コーモラン(CORMORAN) ミノー アクアウェーブ シャローマジック 50mm

こちらよく釣れます!大きさが丁度いいんでしょうね。レンジも水深20cmをキープしてくれるので、まず根がかることはありません。

何よりもこのミノーは、釣れる魚種が多い!

メバル、アジ、シーバス、カマスと色々なものが釣れるので、タックルボックスには是非入れておきたい1品です。

ダイワ(DAIWA) アジング メバリング 月下美人 源五郎 ルアー

岩崎林太郎さん監修のルアーです。りんたこさんのYouTubeは、めちゃくちゃ勉強になります。

ダイワのルアーはどれもそうですが、よく飛んでくれます。そして、ストップ&ゴーで途中止めると食ってくるケースがめちゃくちゃ多いですね。

きびきび動くルアーなので、非常に使いやすいです。

黒目のモデルがフローティングとなっておりますので、お気をつけください。

ロッドを変える

感度の良いロッドに変更するのは、長い目でみてアリかもしれません。

高いロッドと安いロッドの違いは、ライトゲームにおいては、感度の良さです。

特にアジングロッドは、高速で吸い込み、吐き出すアジの捕食シーンに合わせて、ティップの感度を上げているモデルが多いです。

根がかりの前触れを感知できないのであれば、情報不足だと言えるでしょう。なので、情報を多く送ってくれる竿に変えると、より楽しく釣りができるかもしれません。

因みに、白米も竿を変えました。インプレも出しているので、よかったら!

ヤマガブランクス ブルーカレント62 TZ NANO インプレ の話

注意事項

みんなが楽しく遊べるためのルールです。

魚にリスペクトを。

メバルもカサゴも根魚と言われる部類です。回遊魚と違い、その場所に住んでるお魚さんです。成長も遅い魚なので、20㎝以下は必ず海に返してあげてください

釣り人は、魚と遊んで頂いてる存在です。小さい魚を持って帰ってしまうと、その海から消えてしまいます。遊べなくなってしまうので、お持ち帰りは20cm以上でお願いします。

ゴミ問題

海で遊ぶ時はゴミは持ち帰りましょう捨てたらダメです!!綺麗な釣り場の方が人も魚も嬉しいですよね。もし余裕があるならば、他の人が捨てたゴミを拾ってあげるのがいいなぁ。ゴミは出さない!自分が釣った後は、周りのゴミも拾って掃除してから帰ろう!そしたら、釣り場が綺麗になります!!

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こういったゴミ入れを持ち歩くと便利です。ちょっとの努力が後々大きな変化に繋がります。

事故には気をつけて。

海難事故には本当に気をつけてください。もし、人命に関わるものであれば、周りの人も悲しみます。もちろん釣り場も釣り禁止になるでしょう。なので、悪ふざけはやめましょう。フローティングベストがあると安心ですよね。万が一の時のために準備をしておくのもいいでしょう。

白米のおススメはこちら。

フィールドに応じた装備を必ずしてください。

釣り禁止の場所、立ち入り禁止の場所には立ち入らない。

漁業関係者に迷惑をかけるのは絶対にやめましょう。身勝手な行動で他人に迷惑をかけるのは、悲しい結果しか生みません。漁業関係者さんは、生活をかけて海と向きあっています。趣味ではありません。そんな方々に迷惑をかけていいわけがありません。

まとめ

根がかりの回避方法をまとめてみました。

根がかりとは、釣りをする以上永遠に付き合っていくしかないんです。

できたら回避したいですよね。でも、根があるところに魚がいるんです。だから、上手く付き合っていきましょう。

では、まとめです。

  • ラインテンションをかける
  • 竿を立てる
  • アクションを変える
  • 仕掛けを変える
  • ロッドを変える

様々な方法が先人達から伝えられています。

実践して、釣りをする時間と環境を守りましょう!

では、また。

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