(前編)3つのことをやれば、強い組織の土台を作ることができる!チームビルディング始めようぜ!! の話

ビジネス

はい、こんにちは!白米です。

3月も半分過ぎようとしてますね。花粉症が急にきて、しんどい毎日が続いています。特に、目が痒い…。あったかくなって過ごしやすい日が多くなったんですが、そんな日は花粉症ですよ。

花粉症の皆さん、頑張りましょう。

ということで、(どういうことで?!)3月4月は、異動の時期ですよね?!異動が絡むことにより、上司が新しくなるのか?!部下がつくのか?!新人ちゃんが配属されるのか?!

新人ちゃんで思い出しました!釣り仲間にイケメンR君というのがいます。去年R君は、後輩が出来たんです。しかも新卒の女の子が同じ部署に入ってきました。そこからR君。釣りに顔出さなくなったんですよね。

夏に久々に会ったら、イケメンだったR君は、ものすごい勢いで太ってました…。太ってもイケメンはイケメンですが。話を聞くと、その女の子と付き合ってました。しかも同棲までしてる。異動からの出会いですよね。そして幸せと共に脂肪も蓄えて。

はい、関係ない話ですね。

組織図が変わるということは、新体制になるわけです。その組織を作り変える必要があるわけです。強くて、成果が出る組織にしたくありませんか?そういう組織で活躍してみたくありませんか?

そうですよね。したいですよね!作りたいですよね!!

んなわけで、今日は強い組織の土台を作る3つの話をしようと思います。今回話すことは、土台です。建築でいう基礎工事です。でも、この3つを抑えておけば、組織が成長しても、強い地震でぐらついても大丈夫な状態が続きます!

前編では、その土台を作るうえで知っておいてほしいことを話します。

しっかりマスターして強い組織を作りましょう!

では、はじまり。

チームビルディングとは?

組織の礎は、人

組織の基本は。「」です。

人は城、人は石垣、人は堀

「甲陽軍鑑」に武田信玄の言葉として記されている、勝負における人の働きの大切さを説く格言。後に「情けは味方、仇は敵なり」と続くこともある。特に、企業経営などで、人材の力や人との繋がりの大切さを表現するために引用されることが多い。

WEBLIO辞書より引用

武田信玄も言っています。人が起点となることで、成果が生まれます。組織とは、人で成り立っていることをまず、念頭に入れておきましょう。

チームとは

チームとは、組織の形の一つをさします。そして、チームは、メンバー全員が共同体となり、一貫した方向性をもとに活動することで、より大きな効果や成果を生み出す集団です。

ですので、チームビルディングとは、人を寄せ集めた状態をさすのではなく、メンバー同士が相互作用し、一人一人が持てる力を発揮する集団、空間を作ることにあります。

サッカーで例えて見ましょう。サッカーは、相手チームよりも1点でも多くゴールにボールを運んだ方が勝ちになります。そういう「勝つ」という方向性をもとに、一人一人の役割を持って活動するのです。なので、チームとは、成果を目指して戦う集団というわけです。

一人一人に役割と責任があることを覚えておいてください。チームメンバーがそれを共有することが大切です。リーダーだけが役割と責任を持っているわけではないのです。なので、チームメンバーにとって大事なことは、帰属意識自分の役割の認識です。

帰属意識は、このチームにいることができて、よかった。ここでなら頑張れる!ここで頑張りたい!!という「やる気」に繋がるのです。また、そのチームで自分の役割を認識することで、自分の仕事に誇りを持つことができます。

だから、どの階層のスタッフであれ、チームに所属する喜びと自分が働くことでチームの推進力になることを知っているチームが強いチームになります。

チームが選ばれる理由

集団には、ファミリー、グループ、チームが存在します。

グループは、集団のことをさします。ファミリーとは、目的目標で方向性を縛られていない仲良しのグループですね。チームとその他が違う部分は、この目的目標、方向性になります。

ファミリーでも成果を上げることは可能ですが、スピード感が違います。仲良しのグループだから、連携は取りやすい!共感性も高い!でも、一人一人の方向性が違うことで、成果は崩れます。周りと言ってることが異なってしますのです。

チームの場合は、目的や目標、方向性が合致していますので、活動に統一性が見られます。一人一人役割を持っているので、成果も出しやすいです。

もっと詳しく知りたい方へ

常勝チームを作った 最強のリーダー学

サッカー強豪校、青森山田高校サッカー部監督 黒田 剛先生のチーム作りのノウハウがギュッと詰まった本です。白米は、サッカーが好きで手に取ったのですが、スポーツマネージメントの観点というよりも、リーダーとして必要なことが沢山書かれていました。

特に、どんな環境下でも関係なく「結果」に拘る姿勢、その精神を支える成長意識。黒田監督の魂を感じる1冊でした。

人との接し方、距離感なども詳しく記載されているので、ビジネス書に飽きて別の切り口を探している人には強くお勧めしたい本です。リーダー的存在の人、これからリーダーを目指す人、どんな階層の方でも読みやすい本になっているので、大きな目標を達成したい人は読もう!

得られるものがかなりあります!

チームビルディングで大切なこと

ビジョン共有

数字で示す

チームを作る上で、重要なことが幾つかありますが、こちらが一番大事。「ビジョン共有」。成功する絵が全員同じであるかどうかです。

イメージで話をすると確実にずれます。ふんわりさせないことが大切です。なので、数字でビジョンを共有するようにしましょう。

例えば、目標を年間1億円を売り上げること。1億円という数字をきちんと出すことが重要です。目標を数字で表すことにより、今自分たちが置かれている状況を正しく認識することが可能です。1億円売り上げるという方向性もこれにて示すことができます。リーダーは正しくチームメンバーに意思表示をすることが重要になります。

また、リーダーは、マイルストーンの設定もやりましょうね。基本的に予算を作るでしょうから、マイルストーンは出来上がると思います。そのマイルストーンをどう狙っていくかを一緒に示すことができると、チームメンバーからの信頼を得られやすいでしょう。サッカーでいうと戦略ですよね。どういう風に点を取りにいくのか?!フォーメーションは?!プレースタイルは?!これと同じことをビジネスでもやるべきです。

チームメンバーの視点も入れましょう。チームメンバーは数字を正しく理解しましょう。「え?高くない?!いや、無理だよ…」は、主観です。そう思っても口に出さないことをお勧めします。リーダーは可能な方法を示すはずです。それがないのであれば、説明を求めましょう。その時に、思い付きだったり、気持ちで持っていく…的な話をされるようであれば、修正を求めましょう。

数字で示すことで全員が認識し、そのために活動することを意識付けしましょう。

達成した時の状況を意識する

目標と掲げた数字を達成した時に、チームが、個人が、どういう状態に成長しているかを示しましょう。夢は実現してこそ夢ですが、達成したあとのビジョンを強く出すことで、より推進力が高まります。

チーム全員が、それぞれ、その光景を望むことで目標達成が現実的になってくるのです。

売り上げ1億円達成した時、チームの状態は良くなっているはずですよね。個人のスキルも上がり、見えてなかった世界が見えるようになっている。その次の目標も決まるかもしれません。無理かな?!と思っていたスタッフに自信がつき、より高い目標に挑戦したくなる環境かもしれません。

その理想をしっかりと思い浮かべ、そうなるためには、どう行動すればいいかを話し合う必要があります。チーム内の環境をよくするために、部下の声を聞き、適切な判断を下すリーダー。そして、リーダーを支え、働きやすく、成果を上げやすくするために動くスタッフ。

フォローとフォロワーシップの関係ですね。

どういうチームにするかはリーダーの手腕にかかっていますが、スタッフの声でチームの状況は変わります。達成した時の絵を共有し、理想を語り合い、そうなるために自分たちがどう動くのか?!

未来の話をする時ってワクワクしませんか?!未来観のある、楽しい環境で働いたら、自分自身もイキイキしていきますよね。ワクワクでドキドキでイキイキな毎日って素敵ですよね。

コミュニケーション

助けあう精神

チームメンバーにはそれぞれの役割が割り当てられます。が、その仕事だけでOKってのは、もったいないんです。チームメンバーの仕事にも興味を持ちましょう。

積極的に自分の仕事だけでなく、メンバーの仕事を手助けしましょう。自分が頑張れる時とメンバーが調子悪い時が重なるのであれば、手助けする。その逆も言えますよね。助け合うことで、メンバー間の信頼も高まりますし、どういう仕事をしているのかも知ることができます。

他人は自分の鏡です!自分がしてもらって嬉しいことは、積極的にメンバーにもしましょう。

そうすることで、チーム全体の生産性が非常に高まります

自分がやれることは、やる!手伝う!!でも、助けを求めるところは、助けてもらう!

気遣い

リーダーほど気遣いしましょうね。どれだけ下に気を回せるかで、チームの雰囲気は変わります。

チーム内で気遣いができる文化があれば、チーム内の雰囲気が非常によくなります。

雰囲気が良いと生産性がぐっと上がります。逆にギスギスした雰囲気の中で働くのって、きつくないですか?リーダーでも、スタッフでも変わりなくきついと思うんです。その環境下で成果を上げるのは難しい。

何よりも、前向きな気分で働くことができないですよね。このチームにいたい!ってならないんです。心理的安定を得てこそ成果は上がるんです!

より詳しく知りたい方へ

だから僕たちは、組織を変えていける ーやる気に満ちた「やさしいチーム」のつくりかた

斉藤 徹さん著の本、まじでやさしい気持ちになれる本です。部下に上司にどういう態度で接していたかを我に返らされる本です。

ビジネス書に慣れていない人に断然おススメ!図解が多く、視覚的情報が分かりやすい。どう立ち回るべきかが記載されています。特に1人で戦いを挑む方には是非読んで頂きたい。コーチングを主体に書かれているので、「人」に対しての接し方は勉強になります。「人」と「心理的安定」を武器にやる気UP!部下の上司のやる気をこちらが引き出し、成果につなげよう!

「人」を大事にマネージメントを進めたい方には響く内容です。トップダウン型のマネージメントの方は、理解しがたい内容だと思います。

チームビルディングのプロセス(タックマンモデル)

①形成期

チームが形成されたばかりの段階です。チームメンバーのお互いが知らない者同士。知らないからこそ、探り合う状態です。

リーダーは、チームの柱となる目的、目標をチームメンバーに浸透させることが大きな仕事です。リーダーの漢の見せ所です。ここで失敗すると今後かなり危ない橋を渡ることになります。この人の背中について行って大丈夫か?!と疑いの眼差しを向けられています。

そのため、メンバー全体が疑心暗鬼な状態ですので、明確なメッセージ出しましょう。チームの目的目標、現状考えているチームのカラー、手法、などなど語ることは、多くあるので、メンバーに伝えましょう。そして、協力して達成する意思を見せましょう。

また、チームメンバーは、目的、目標を正しく理解することが仕事です。もし不安に思うこと、❔に思うことがあれば、リーダーに確認を取りましょう。リーダーに確認を取ってください。知ってそうなメンバーでは、ダメです。

知らない者同士だからこそ、曖昧なことは避けることをおススメします。リーダーを起点に物事を進めることで、無用な混乱を避けること繋がります。

②混乱期

チーム全体の共通認識として、目標が明確になった頃合いです。自分の考えもまとまり、それぞれの意見が乱立します。それに伴い、軋轢や抵抗といったマイナス面も散見されます。

リーダーは、胃が痛くなる毎日を送ります。各々としっかり議論し、見極めましょう。目的に沿った考え方をしており、尚且つ目標に到達しうるものなのか?!それとも個人的な感傷による衝突なのか?!

最終的に決断を下すのは、リーダーの役割です。そして、その決断を下したらならば、チームを纏める責任があります。目標に向かって邁進しましょう。

チームメンバーは、目的に沿ってリーダーに自分の考えを話すべきです。リーダーの視点を知る上で、もっとも効果的です。メンバーはリーダーから見たチーム全体を理解できていないかもしれません。しかし、それは逆も然りです。リーダーはメンバーほど細部を理解していない可能性があります。

この段階で必要なことは、お互いのコミュニケーションです。相手の立場に立ったコミュニケーションができると話が早いかもしれませんね。コミュニケーションを取る目的は、相互理解と目的達成です。理解し、お互いを尊重できれば、生産性が高まります。

③統一期

コミュニケーションの結果、お互いの立場を理解し、考え方が揃って、チーム状況が安定します。各々が主体性を発揮し、適切な役割分担が生まれ、それぞれの長所、短所が見えてきます。

ここまで来ると、リーダーのお仕事は一段落ですね。お疲れさまでした。後は、進捗を確認し、働きやすい環境を整備し続けてください。

メンバーの皆さんは、ここからが本番です。お互いの強みを理解できたら、生産的に動けるように更なるコミュニケーションを図りましょう。自分から行動することが重要です。遠慮と謙虚は別のものです。相手に対して、配慮を忘れることなく、目的に準じましょう。言うべきことは言う!言い方にだけ気を付けましょう。

安定している統一期が一番油断しがちです。不躾になりがちの時期でもあります。気遣いをお忘れなく。

④機能期

メンバー同士がフォローし合い、協働が確立する時期です。個人の力が目的に沿って発揮され、チーム全体が盛り上がる時期でもあります。

リーダーの役割は、数字の進捗とメンバーのやる気UPだけです。チーム全体が前に進む時期でもありますので、適切なストップ&ゴーでチーム全体のバランスを見ましょう。

メンバーは、チーム事情も理解でき、情報伝達が迅速に回る時期になるので、そのスピード感についていけるようにしましょう。ただ、情報量も多くなるので、リーダーに必ず確認すること。誤った情報を鵜呑みにし、周りを巻き込む事故が一番起こりやすいじきでもあります。

周りのフォローを積極的に行うのが吉です。

⑤散会期

チームが終わる時です。結果検証を必ず行い、次に生かしましょう。

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まとめ

前半は、チームビルディングの話でした。後半は、チームの土台作りの話です。形成期でしっかり土台を作り、混乱期を迎えることもないまま、統一期に進めるようにして、成果を早めましょう。

働きやすい環境を作ることで、成果が出しやすくなります。そのためにチームビルディングです。

では、おさらいしていきましょう。

チームビルディングとは、メンバー全員が共同体となり、一貫した方向性をもとに活動することで、より大きな効果や成果を生み出す集団の形成です。

形成に重要なことは、

  • 数字で示すビジョンの共有
  • 相互理解を深めるコミュニケーション

チームビルディングには段階があります。

  • ①形成期
  • ②混乱期
  • ③統一期
  • ④機能期
  • ⑤散会期

それぞれ優先順位と重要度が違うため、チーム状態がどのフェーズにいるのか理解して活動しましょう。

さて、次回は、チームの土台を作るうえでかかせない3つのことをお話します。

乞うご期待!

では、また。

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