はい、こんにちは!白米です。
ゴールデンウィークも終わってしまいますね。長期休暇が終わるのは、寂しいもんです。それは子どもも大人も変わりません。。。
しかし、寂しがっている場合ではないのです!
待っているのは定期試験!
大体の高校生は3期制なので、あと2週間~3週間と言ったところでしょうか?!中学生の3期制のところも同じ時期ですよね。2期制の学校は6月に入ってからですかね?!
さて、定期試験。甘くみてると後で痛め合っちゃいますよ。
そうならないためにしっかりとスケジューリングをして対策を練りましょう。
今日は、そんな話をします。
では、はじまり!
定期試験の重要度
学年により定期試験の意味合いが変わりますので、各学年ごとに見ていきましょう。
中1
初めての定期試験ですね。
最初の定期試験はどんなものなのか理解しておらず、普段通りの勉強(もしくは、何もしていない)で臨んでしまう子が多数います。または、これぐらいでいいかという自分のOKラインで判断し、中途半端にしてしまう。
最初の試験なので、がっちり良い成績残してほしいですね。
ここで成績を残すことにより今後の中学生生活が決まると言っても過言ではないでしょう。成績を残す効果としては以下の通りです。
効果① 先生心象が良くなる
学校成績の評価者は先生です。先生の主観が必ず成績に反映されます。
先生たちは、頑張っている生徒を基本的に応援します。こんなもんでいいでしょ?!感は、先生に伝わってしまうんですよね。全力でやりましょう。
効果② 頑張ることを覚える
試験勉強を覚える良い機会です。小学生の時と形式なども変わります。小学生のままの気持ちで臨むと失敗します。中学に入り、色々なことが変わったように、勉強に対する姿勢も変えてもらいましょう。
試験とはこういうものだ!を知ることで、嫌なことでも頑張る!ことを覚えます。
最初の定期試験で高得点を取る人はその後も高得点を取り続けるケースが非常に多いです。最初の定期試験が基準となります。
効果③ 高得点を狙いやすい
中1の最初の定期試験は、高得点が狙いやすいんです。難しい範囲をそこまでやっていない、基礎範囲が多いので、狙えます。高得点を取ることで、子どもたちは、調子に乗ってくれます。
白米の塾時代では、これを「大いなる勘違い」と呼んでいました。勘違いしてもらい、木に登り続けてもらうための大切な試験ですので、絶対に落としたくないですね。
中2
神奈川県の公立高校入試の場合、中2の後期、もしくは3学期の成績から評価対象となります。だから、中2の終わりから頑張ればいいや!では、遅いのです。
先程も書きましたが、評価者は先生です。まだまだ本気じゃないな?!と判断されると成績は良くて据え置き。周りが本気出し始めると、成績は落ちます。
そして、ここで頑張っておかないと、今後復習が追いつかなくなり、中3になった時にしんどくなります。本気出したくても、ついていけず、やる気がなくなる…。
中2になったから、中1で頑張り切れなかった人は、心機一転できるチャンスです。
最近あの子変わったね!と言われるチャンスなんです。中2の最初の試験は、まだ基礎範囲が多いので、チャンスいっぱいです。特に、前期中間や1学期中間の数学はチャンス!
中3
本腰入れる試験ですね。神奈川県の公立入試の場合、前期または、1学期の評定は対象外なんですが、中2と一緒で、変わったところを見せていきましょう。
学校によっては、修学旅行とかぶりますよね。気持ちは修学旅行に持っていかれるので厄介です。特に、試験の前に修学旅行が入っている学校は要注意。勉強時間も確保できない上に、気持ちもそぞろな状態…。
スケジューリングをしっかり覚えましょう。
私立高校志望の場合、前期または1学期の成績を加味してくれる高校があるので、要チェックです。夏までに成績が取れていれば、そのまま高校に入れます。そう考えたら、今回の試験ってウエイト高いですよね。
高1
高校入学後の初めての大きな試験ですね。ここから大学受験に向けての成績が入ります。最初でこけたくないですよね。
中学と違う部分は、どれも専門的な分野になり、簡単ではないことです。しっかり準備していかないと簡単に置いていかれます。苦手な分野はしっかり準備時間を取りましょう。
大学受験において、指定校推薦が一番効率的な受験の仕方です。ただ、毎度毎度の試験が重要なウエイトを占めるので、大変なんです。しかし、多いところでも、高校1年から3年の夏までに12回の試験でほぼ全てが決まるのです。
1回ぐらい大丈夫かな?!の油断は命取りになります。
スケジューリング
3週間前
まだ試験範囲も定まっていない時期ですが、大体の辺りを付けて、ワークを進めましょう。
試験が確定した時には、もうワークは1周終わっているのが理想です。
面倒な暗記物から片付けていくと、次のスケジュールが立てやすくなります。暗記物は時間がかかるので、何度も何度も繰り返し学習する機会を作る必要があります。
何度もやることで覚えていきます。
直前に持っていくことで、忘れないようにする!って人結構いますが、一晩経過したら、すっかり忘れてます。なので、何度も繰り返しして忘れないようにするのがポイント♪
そのために、慌てずに時間を使えるように、長めに時間を取るのです。
2週間前
試験内容が発表されるタイミングではないでしょうか?!
3週間でも書きましたが、ワークがこの週で完了するのを目標としてください。早く終われば、2周目に突入です。2周目は、基本的に1周目で間違えたところを重点的にやりましょう。
自分が苦手としているもの、得意としているものの区別がつき、何を勉強しないといけないのかを理解するタームです。そのために。範囲を1周終われると余裕ができますね。
苦手なものを克服する準備期間だと思うと宜しいと思います。先生に質問に行ったり、参考書を買ったり、と色々な手段を講じれるタームでもあるので、準備に集中しましょう。
1週間前
部活も中断される1週間前。高校生の部活は、その部活次第のところはありますが、基本的に部活お休み期間に入り、時間が増えます。
時間が増えることで、余裕を持ちすぎないように。
1週間前は、追い込みの時期になります。忘れている部分を追い込んで覚えきる時期です。ワークを3周目をやる時期でもあります。
勉強を始める時期ではなく、忘れている部分を補完する時期なんです!
そうできるようにスケジュールを組むとうまくいくでしょう。
スケジューリングのポイント
詰め込みすぎない
余裕を持たせ過ぎるのはよくないですが、パツパツに予定を入れないことがポイントです。
部活、下校時間、食事、お風呂などなどのモロモロの時間を抜いてスケジュールを組みがちです。そうすると必ず失敗します。
まずスケジュールを組む際には、絶対に動かせない予定を埋め、隙間時間がどこにどれくらいあるかを知ることが必要です。
白米は、グーグルカレンダーをよく使っています。
時間を重ならないように目で確認できるので、非常に便利です。
次に勉強する時間を区切ることが大切です。1時間なら1時間でできる量を換算すること。1時間で終わらない量を予定に入れがちなので、無理をしないことを重要です。
予定の段階で無理をすると破綻します。破綻するとその後、グダグダになりますので、無理な量を詰め込まない。リカバリーできる状態を作っておくのが肝要です。
計画の立て方は、以前記事にしております。良かったら、そちらも参考にしてみてください。
勉強する順番
暗記物、苦手な教科を先に潰すのが良いでしょう。
先述しましたが、どちらも時間がかかります。暗記物は何度も繰り返すことが大事、苦手教科は理解するのに時間がかかり、練習する時間まで行きつかない。なので、時間をかけてなんとかしましょう。
その後、得意な科目に移していくのが優先順位としては最善です。
分量が多い科目も優先順位を上げておきましょう。分量が多いというだけで、時間はかかります。
中学生は、ワークの提出物の兼ね合いで数学は早めに手を付けるのがいいでしょう。英語の単語リスト作りなども早めに終わらせて、覚えることに注力しましょう。
目的は、点数を取ることです。ノート作りやワークの提出がゴールではありません。提出物が何故提出物になっているのかを理解し、行動するように。
今日やることを書き出す
意外と忘れがちですよね。今日やることを書き出してから、勉強を始める。
そうすることにより、他のことに手を付けなくなります。目の前のことに集中できるのです。
途中で違うことを思いつき、気になりそっちをやり始めると、全部が中途半端になっていきます。計画通り触ってはいるものの、身になっていないのでは、作業と変わりありません。
試験対策を作業にしてしまうと、点数は上がりません。
今日やることを書き出し、終わったらマーカーで線を引く。ペンで消すのも有りですが、マーカーで塗る方が白米は好きです。
何をしたかが一目瞭然です。そして、自己肯定感も上がります。自己肯定感が上がると、やる気になり、前に進みやすくなります。前に進んだ分だけ、点数は上がります。
継続して勉強できる環境を自分で作ることが大切です。
まとめ
定期試験対策は3週間前から行うこと!
1週間ごとにタームを決め、スケジュールを作り、計画的に勉強をして、一番最初の中間試験を良い形にしましょう。
スケジューリングのポイントは、
- 詰め込みすぎない
- 勉強する順番
- 今日やることを書き出す
無理は絶対に禁物です。無理しないためのスケジューリングだということを覚えておいてください。
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では、また。
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