【びっくりニュース】日本ハム シャウエッセンから学んだ4つのこと の話

白米の独り言

はい、こんにちは。白米です。

今回は、日本ハムの人気商品のシャウエッセンっていうソーセージの話。皆さん知ってました?パッケージ変わったんですよ!あのパンパンの袋!2個パックのあの袋。もう会えません。

家族でおでんを食べている時に、奥さんとの会話がきっかけでした。

奥さん
奥さん

そういえばシャウエッセンのパッケージが変わったんだだよ。興味湧いて、面白くなっちゃって、買ってきちゃった!

調べてみたら、マジで変わってた。発表はだいぶ前なのですが、2月から新パッケージになってる!おでんに入ってたソーセージを箸で取り、この子の外見が変わったんだね。とシゲシゲとソーセージを見ちゃいました。ま、その後美味しく頂いたんですけどね。

今日はそこから白米が色々妄想した話です。

では、はじまり。

シャウエッセンのニュース

シャウエッセンとは

シャウエッセンとは、日本ハムから出ている大人気商品です。

みなさんも食べたことありますよね?!ソーセージ嫌いの人以外は、過去に一度は食べた経験があると思います。

日本ハムのHPから引用

これですね。焼いて良し!煮て良し!のシャウエッセン。お弁当にもよく入ってたんじゃないでしょうか。

白米も昔から知ってる商品です。なんと1985年が最初の発売。なんと37年も販売してる!超ロングセラー商品ですよね。歴史を調べたら懐かしいものばかり。よかったらこちらもご覧ください。

久保田利伸さんが踊りながらソーセージを食べるCMは、個人的に懐かしいと感じました。この時期、月9で「ロングバケーション」が放送されていて、キムタクさんのかっこよさに日本中が酔いしれたのを思い出しました。

いや~、歴史を感じますね。

パッケージ変更

さて、そんな歴史があり、美味しいシャウエッセン。パッケージが変更になりました。

よかったら、このHPの中断にある動画を見てください。面白いです。

上段部分をカットすることにより、パッケージのボリュームが落ちました。エコに踏み切り、プラスチック使用料28%ダウン!年間CO2排出量は約4,000トンの削減(自社調べ。2020年度出荷数量に基づく)する見込みとのこと。環境に配慮することは、時代ですよね。

今まで上部が膨らんでいた特殊なパッケージ(巾着型)には理由がありました。

  • 理由①スーパーの店頭で、ボリューム感が出て、見栄えが良かった。
  • 理由②金封にすることで高級感が出ていた。
  • 理由③窒素ガスを入れ、鮮度を高めていた。

理由③以外は、販売店側の要望ですね。それでも、37年間続けることで、定着していた形ですよね。

今回すごいのは、この変更により、ハム業界を巻き込むことに成功したこと。他のメーカーさんもパッケージを変更するそうです。一商品のパッケージ変更が、業界の在り方までも変更するってすごいことですよね。

日本ハム シャウエッセン 1020g(クール便)

心ゆくまで楽しめるたっぷりサイズ。お子さんがいるご家庭ならペロリの量です。

考えたこと

考えたこと

変える勇気

慣れ親しんだモノを変えるというのは、相当な勇気のいるものだと思います。落ち目のものを変更するならば、そこまで勇気はいりません。結果から判断するので、当然の一手ですよね。でも今回は違います。

今まで成功していたものを変えて、新しい扉を開く。

そこには、相当な覚悟と決断力が必要ですよね。

ここまで歴史のある商品だと担当者が変えま~す!なんて軽い一言では済まないでしょうね。役員の方々の中には、シャウエッセンを手掛け、シャウエッセンに助けれ、シャウエッセンで昇進していった方も沢山いたことでしょう。ただ売れていたから、ではなく「シャウエッセン愛」がなければ、37年も商品は続かないですよね。

それを変える!生半可なことではないでしょうね。

それを決断に至った決め手があったんでしょうね。データをベースに総合的に判断したのか?!そろそろ…って雰囲気の中変えたのか?!勝手に妄想しちゃいます。

そして、現場には、ドラマがあったはずです。シャウエッセンチームが、会議室で喧々諤々したんでしょう。嫌なこともあったと思います。コロナだから飲みにも行けず、消化不良を飲み込み、前に進んだ結果だと思うと、勝手にジーンと来ちゃいます。きっと、1クールドラマが作れますね。変えることの難しさを乗り越えた猛者たちの苦難と栄光の物語。(全て白米の妄想です。)

変革の勇気、称えるべきところです。天晴ですよね!素敵です。(どこ目線で話てんだか…。関係者の皆さん、すいません。)

顧客目線

白米は、冷蔵庫を開ける度に思っていたのですが、パンパンなあのパッケージが邪魔でした。冷蔵庫の容量取られるし…。でも、すぐ食べちゃうんで、嫌で嫌で仕方ないわけじゃないんです。この微妙な感じ分かってもらえますかね?!

そう思ってた人、多かったんじゃないかな?!

当然、大きな会社なので、マーケティングもちゃんとしてたと思うんです。そこに対して、嫌だけど別に言う程じゃない…って状態を組み取ってもらえなかったんじゃないかな?!と。

理由を調べて、あ~ってなりました。理由③以外は、スーパーの要望じゃん。。。顧客の要望じゃない。

大きな会社だから、そこまで目が届かないかもしれない。でも、大きな会社だからこそ、顧客目線って大事だと思うんです。顧客目線ってすごく難しいんですよね。顧客一人一人は、主観の塊なんです。その主観をどれだけ集めたら、客観になるのか、が難しい。統計学的には色々定義があると思うんです。

49対51だったら?!それなら、現状維持で問題ないですよね。変更には、コストもかかる。リスクもある。そのリスクを冒す必要がないなら、変更する必要はないはずです。

やっぱり、上席者の決断って大事だな!と思いました。リーダーの重責ですよね。

でも、顧客が求めているのは、味か。でも、味が良ければ何でもいいわけじゃない。冷蔵庫の収納っていう環境も大事。でも、すぐ食べるからな~。などなど思考がループしてました。

優先したものの先に、みんなハッピーになることって難しいですね。

学んだこと

継続力

普通に37年間同じ商品が存在することは、本当にすごいことです。食品業界で年間1000商品の新作が出るそうです。そのうち翌年も残るのは、3商品と言われています。その確率もすごいことなんですが、その競争率を37年間勝ち残る力が、本当にすごい!

バックには、当然企業の資本力など、様々な力があるとは思いますが、お金をかければ生き残る世界ではないと思うんです。消費者の認知度、購買力をかきたてる商品力。それを開発した人々は、努力をし続けたんでしょうね。

商品自体がなくなるわけではないので、これからはもっと味わって食べようと思いました。

変革の勇気

変える勇気は、勢いだけではだめなんです。そこには、緻密に計算された勝つ見込みがあるわけですよね。リスクを恐れず、進む勇気。この決断は、将来失敗であったとしても、素晴らしいものだと思います。

人間は、変わることを嫌う生き物です。現状維持が一番落ち着きます。それを打破するには、相当な覚悟が必要なんです。

単純に考えても、今回のことを決断したという事実に、白米は感動しました。

「決められない…」から卒業しよう!

巻き込む力

商品のパッケージを変える、というだけではなく、業界全体に波及させる力が、これまたすごい!周りを巻き込むことって、かなり難しいです。他人に自分の考えていることを賛同してもらい、同じ未来を描くんですから。人は一人一人主観を持って行動しているので、自分の主観に近い人同士が沢山いると、チームビルディングって楽になるわけです。

それでも、想いは違えるんです。しかも、些細なことで、簡単に。だから、チームビルディングは難しい。そして、人は一人一人違うから、チームになった時に相乗効果が生まれ、発展していく。だから、面白い。

今回のケースは、かなりのスピード感で、ライバル会社を巻き込み、業界全体をチームにし、業界全体で変革するに至ったわけです。時代を創ることに成功したって、どんだけムーブメントを起こしてるんだ!

波及力もそうですが、相手の利をちゃんと説いて、計画に参画してもらうプレゼン力。その場にいた方は、幸運ですよね。そんなスペシャルな瞬間に、立ち会うことができたんですもん。

顧客目線

お客様商売を長くしているので、やはりここは、考えさせられました。何を選択するかで、全員ハッピーになれるのか。その選択を迫られた時に、自分が納得いく選択ができるのか?!そして、その選択が、顧客の利になっているのか?!

選択する際に必要な最後のピースは、胆力だと言われたことがあります。どんな選択をしても自分が責任を持ち、何を言われようとも、受け入れる寛容性。そして、自分の選択を信じ、突き進む勇気。そういうものひっくるめて、「胆力」。

お客様は神様ではありません。顧客の要望を全て叶えても、商品が生産できなくなったり、供給できなかったら、意味がないんです。その上手いバランスってどこなんだろう?!って考えました。まだまだ答えはでないですね。道のりは遠い。。。

まとめ

パッケージの変更から、色々と学ぶことが多く、勉強になった事例だったと思います。

色々な変革に立ち向かう姿に感動を覚えた人は多かったに違いありません。

白米の色々な妄想にお付き合いくださり、ありがとうございました。

面白かったら、シェアーお願いします。

では、また。

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