はい、こんにちは!白米です。
決められない…って時ありますよね。でも、決めないといけない…
そんな時マインドシェアはかなりもっていかれますよね。
後悔はしたくない。失敗したくない。誰でもそうですよね。
何でもないことならいいんですけど、人生に関わる大事な決断には勇気がいるものです。
今回はそんな場面でも勇気をもって選択できるようになる話です。
4つのことを実践してみましょう!
では、はじまり!
前提
物事を決められない人
決められない人の特性は幾つかあります。
- 未来が見えてない人
- 同じ思考をグルグル回す人
- 失敗したらどうしようと考えちゃう人
- 悩んでる自分が好きな人
優柔不断という言葉がありますが、言い換えれば思考を回すのが下手な人のことです。
結果、いつかは答えを出すわけです。であるならば、時間をかけずにやりたいものです。
なので、悩みは解決しなくてはいけないことだと認識しましょう。ほっといても大抵は、解決しません。困ったことがあるから、悩むわけです。
では、困ったことを困らない状況に自分から行動で変えるようにしましょう。
ま、最後のパターンは例外です。悩まないと生きていけない人なので、解決してはいけません。。。
前提としては、「自分で前に進むために、悩みは解決する。」という意思を持つことです。
結果を変えるには、まず行動を変える。
悩んでいる自分から解決した自分に変わるための行動を起こしましょう。
今回の例
高校1年生女子Sさんの頭の中です。
これは例と書きましたが、実際にあった話です。色々5日悩んだ結果、白米のところに来て、大泣きしていました。決められないと。
来年の希望授業調査第1回目のプリントの提出日まで1週間を切っていました。
みなさんは、Sさんが何に悩んでいるか、わかりましたか?
決めるために大事な行動① 自問自答
自問自答
まずは、「何について悩んでいるか」を自問自答しましょう。
自分に問いかけ、自分で答える。誰もが自然とやっていることではあるんですが、最近の若い子はやってないなぁと思います。(←じじいか!)
解決に向けて大事なことは、まず何に悩んでいるのかを知ることです。
悩んでいる原因を探ります。細かく考えることが大切です。ビッグワードは禁物です。
ビッグワードは、物事をぼかします。それっぽくなるだけです。より具体的に考えることが解決に向けての第一歩になるでしょう。
悩みは、複合的であることが多いのです。絡み合った悩みを、バラバラにして、一つ一つ細かく考えるすることで色々なものが見えてきます。そのバラバラになった悩みには、答えがあるはずです。
工夫する
バラバラにした悩みは頭の中に仕舞っておくと、またぐちゃぐちゃになってしまいます。
折角細かくしたのですから、メモしておきましょう。頭でめちゃくちゃ考えていても、文字にすると少ないものです。思考を見える化することで、より具体性を増します。
メモの取り方は記事にしてあります。よかったら、こちらも読んでみてください。
目で見えること、数で数えられることは、堂々巡りを減らします。
何周回っても解決に至らないのが堂々巡りですから。一人でいる時ならば、口に出すのも良いでしょう。より具体化できます。注意したいのは、周りに誰もいないことを確認すること。
決めるために大事な行動②情報整理
情報整理
自問自答し、メモしたことを整理していきましょう。
情報は多ければ良いというものではありません。必要な時に、必要な分の正しい情報が有益です。多くなって散らかる情報は、一旦脇に置いておきましょう。自分で何が必要かを選択するのです。
Sさんの場合は、
- 来年(高校2年)の選択科目を決める。
- 将来やりたい職業が見つからない。
- 何系の大学で学部、学科をどこにするのか。
だいぶスッキリしましたね。 情報が整理されると、分かりやすくなります。
悩んでいる最中は、頭の中がごちゃごちゃしているけれど、整理されると自分の課題が見えやすくなります。
優先順位
情報が整理されたら、次は優先順位を決めます。
何から手を付けるかという順番を決めるのです。1つ1つ確実に解決していきましょう。
悩み事が減っていくと、他の悩みを考える時間が増えます。色々なことをやる時間が増えるでしょう。白米の過去のブログにも詳しく優先順位の話をしましたので、良かったら読んでみてください。
では、Sさんの場合を見てみましょう。納期と重要度を考えてみると、
- 来年(高校2年)の選択科目を決める。
- 何系の大学で学部、学科をどこにするのか。
- 将来やりたい職業が見つからない。
こうなります。①をまず片付ける!
本当は③が決まると①②も簡単に決まるのですが、簡単には決めることができません。
だから、①に集中するのです。
この場合、来年の選択科目です。ここでもう一度情報を整理しましょう。
- 数学は続けたい。
- 物理はいける。
- 中国語やりたい。→中国語をやると数学が取れない。
- 化学にビビってる。
こんなところでしょうか。整理すると色々見えてきました。
情報収集
知らないからビビる。来年の数学はどんなことやるか知らないから、ワクワクする。などなど、色々な想いはあるでしょうが、客観的に見ると、知らないことが多いことが見えてきました。
では足りていない情報を補足するために、情報収集をしましょう。
情報収集で大切なことは、方向性と正確性です。
方向性とは、解決に導きそうな情報だけ絞ることです。間違った方向の情報を集めても解決に至らないということですね。
今回は、数学と中国語、化学の授業は何をするのかを確認すればOKですよね。このように、情報が整理されていれば、方向は容易にわかります。
次に正確性ですが、これが難しい。正誤確認がとりづらいものもあるからんです。
情報の大元が誰であるかを確認するといいでしょう。今回の場合は、来年も受け持つであろう先生に確認してみるのが一番正しい情報になりますよね。
今受けている先輩に聞くのもアリですが、先輩の主観は無視しましょう。
友達や先輩の主観はだいぶ回り道をさせます。(先輩にとっては)すごく難しいよ。(先輩は、)点数なかなか上がらない。この()の部分がやっかいです。人によって変わるんだもん。気を付けてください。
どんなに憧れているスペシャルな先輩でも、あなたではありません。一緒にしないでください。
大学のことが分からないのであれば、ちょっと調べれば情報はいくらでも出てきます。
まだ、バイネームが出てきていないのであれば、カテゴリーなどから絞ると分かりやすいですよ。
例えばこちらのサイト。
色々な調べ方ができるので、おススメです。
決めるために大事な行動③想像する
シュミレーションをする
情報が揃ったら、次はシュミレーションをしてみてください。この道を行ったらどうなるんだろう。ってことです。自分が思い描いた未来は、成功しているか、失敗しているかの2通り。
成功パターンは問題ないですよね。もう決断しちゃいましょう。
失敗パターンは怖いですよね。失敗する未来が分かるわけですから。
でも、それって確定事項ではないのですから、「もし失敗したら、こう挽回する」を先に決めちゃえばいいのです。そうしたら、もしその通りになったとしても、想定内ですよね。
失敗が見えている場合は、ショックも受けません。なぜなら、もう覚悟ができているからです。
まずは、失敗しないように努力すべきなんですが、もし、どうにもならなかったら、こうしよう。を先に考えましょう。そうすることで、失敗しても修正ができます。
失敗しないように選択するのが一番賢い生き方だとは思います。失敗したくないですもんね。
でも失敗を恐れないでください。賢い選択をしなくてもOKです。自分がやりたいようにやりましょう。その方が、後悔は少ないですよ。人間やり直しができます。
白米が考える一番の失敗は、考えていないこと。悩んで悩んで悩んだ結果、動けない状況を自分で作り、結果何もしないこと。後々めちゃくちゃ後悔します。
だったら、失敗してもいいような準備をして、行動しましょう。
教え子の中にこんな子がいました。
高校3年生の女子です。高2で文系に行き、成績もちゃんと取れていました。
しかし、彼女は高2の冬に看護師になりたいと思ったのです。看護師になるためには、文理選択するのが一番の方法ですが、彼女は文系です。
学校に問い合わせても、クラス替えはしてもらえない…とのことでした。周りからも大反対されて、相当悩んでいました。
高2の2月の終わりに悩んだ結果、塾で数学と生物を勉強をする決断をし、入塾しました。
色々なところを回ったのですが、彼女を受け入れてくれるところは、白米の塾だけでした。
最初の面談で白米も少し大丈夫かな?!となったのですが、塾長として、失敗した時に浪人しないと難しい旨を説明しました。
彼女は笑顔で「覚悟はできてます。1年間頑張るだけです。」と答えたのを数年経った今でも覚えています。
結果、彼女は第一志望には落ちてしましましたが、第二志望の医療系大学の看護科へ入学しました。「あの時決断して良かった!」と合格発表後の報告の時に話してくれました。
夏に数学がうまくいかず、相当荒れたのはいい思い出です。
彼女のように、途中でやりたいことが見つかったとしても、大変な思いをするかもしれませんが、やり直しができるのです。
もし、その決断ができず、文系の大学に行っても途中で辞めてしまっていたかもしれません。
点数を付けよう
迷ったら、直観で構わないので、点数を付けてみましょう。
Sさんの場合は、数学を頑張る未来が100点中○○点、中国語を頑張る未来は○○点。といった感じです。
白米がSさんに提示したものは、数学を頑張り、大学で第二外国語として頑張る未来。
また、数学を頑張り、習い事として中学語を頑張る未来。
Sさんは4つの未来で点数を付けたところ、 数学を頑張り、大学で第二外国語として頑張る未来が、一番高い点数でした。
優先順位が同列のものは、点数をつけて数値化してください。ここでは、評価者はあなたです。自分の中の気持ちに気づく瞬間かもしれません。
決めるために大事な行動④決める勇気
振り返らない
ある程度決まってきたら、そろそろ決断の時です。
もう自分の気持ちは固まってきています。後押しがほしいと思う人は、もう一度情報収集をしてみてください。
決断したら、振り返らないことが大切です。
時が答えを出すでしょう。振り返れば振り返るほど、「たられば」が増えます。
「たられば」を使っていいのは、事前だけです。
先程提示したように、失敗した時は最初に考えておいた解決策も使ってリカバリーすればいいだけです。振り返りはその時にやればいいのです。
白米は靴屋の時に一番選択を迫られました。
入荷が来たタイミングとお客様が来出したタイミングが同じな時は多々あります。
また、荷物を出荷しないといけない時間と混みだしたタイミングが同じで困ることも。
仕事をどうこなすか、選択をその場で迫られます。迷っている暇はありません。間違えば、その日の売り上げが落ちる。。。もう混む瞬間が今日は来ないかもしれない。。。そんな毎日でした。
塾長になると選択を迫るほうが多かったですね。
生徒、保護者、講師に様々な決断をしてもらう手助けをしていました。生徒は重いものが多くなります。白米は、その人の人生も背負うぐらいの気持ちで一緒に悩み、決断を支えました。
そんな白米がはっきりといいます。決断をしたら、振り返らず、走りぬけろ!
転んだ時だけ、転んだ理由を振り返りましょう。
未来はこの人以外見ることはできないのですから、起きてから考えましょう。
例にあるSさんですが、結果はまだ聞けていません。
しかし、彼女は前を見据えて生きていく女の子なので、決断をし、自分が想像する未来を実現に変えていくでしょう。
メンタル激弱のくせに、それを隠そうと努力する女の子は、これから大人になるにつれ、メンタルが強化されていきます。
決断をすることで覚悟が決まる。成功のイメージを実現することで、成功体験が蓄積される。
その蓄積された経験が次の成長の糧となる。子どもたちは、どんどん成長していきます。
様子が変わる瞬間が「決断」した時なんですよね。
その瞬間に立ち会える喜び。。。教育をやってて一番良かったと思える瞬間です。
まとめ
「決められない」から卒業できましたか?
卒業することで、長い時間悩みと闘かわず、ストレスフリーな時間を過ごせるのではないでしょうか。未来に向かって全力で走ったほうが、成功する可能性は高まります。
時間が1分でも1秒でも長いほうがいい。そのための「決断」です。
では、復習していきましょう。
まず、前提としては、解決する意思を持ち、解決のための行動を起こす気持ちを持ちましょう。
解決のための行動はたったの4つです。
①自問自答…自分が何に悩んでいるのかを知りましょう!
→悩みの原因を探ります。
②情報整理…何に悩んでいるのかを整理しましょう!
→整理し、見える化!悩む順番を決めよう。1つ1つ解決!情報が足りない場合は、情報収集。
③想像する…成功、失敗の未来を想像しましょう!
→失敗した時の打ち手も一緒に考えておこう。失敗しても大丈夫な準備を。
④決める勇気を持ちましょう!…失敗なんか怖くない!
→覚悟を決めて、走り抜けましょう。失敗は怖くない!!
大事なことは③です。③の準備が綿密であればあるほど、怖くなくなります。怖いのは、動かず時が過ぎて、後悔することです。
良い決断を!!
では、また。
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