成績UP!目標達成を前提とした確実に「成果が出る」計画の の立て方!! の話

ビジネス

はい、こんにちは!白米です。

よく面談をしていた時に言われるのが「計画」の話です。お母さんは言います。「この子、テスト前なのに自分のしたい勉強をしてるんです。計画性がなくて…。」と。中学生に大人の計画性を求めます。よくよく聞いてみると、計画の立て方をお母さんも知らないんです。実は当たり前のようで、当たり前ではありません。

思い返せば、私も学生の時に、よくおかんから言われていました。が、おかんからどうやって計画を立てるのかを聞いたことはありません。大人になり、靴屋の店長になり、年間の予算を組みました。その時でさえ、どうなったら嬉しいか?!を考え、月の予算を数字として並べただけです。しかも取れそうなものを前年と比較して。大人でもそんな状態です。それって、本来計画的ではないですよね。。。

なので、今回は大人も子どもも関係ない!計画の立て方を知ろう!!子どもたちの勉強にだけでなく、大人も明日から使えます!

あなたは、間違えた計画を立てていませんか?

計画の立て方 前提 

計画って?

そもそも計画とは何でしょう?

計画[名](スル)ある事を行うために、あらかじめ方法や順序などを考えること。また、その考えの内容。もくろみ。プラン。「計画を立てる」「計画を練る」「工場移転を計画する」

goo国語辞典より引用

そうです。あらかじめ考えておくことなんです。前もって考えることができたら、計画をすること自体は成功です!でも、何のために計画を立てるのでしょうか?

計画は、目標達成のためのロードマップです。

目標を達成するために、計画をたて、実行に移します。その指示書が「計画」です。いわば、手段です。それだけは絶対に忘れないでください。

では、幾つか方法がありますので、見てみましょう。

積み立て式

まず一つ目は、「積み立て式」です。目標に対して上限のないものに使います。言い換えれば、終わりがないものに対して、際限なく「積み立て」ていくやり方です。簡単に言えば「足し算」です。

例えば、年金。毎月一定の額を積み立てられていくものです。

この方法が一番知られているでしょう。何も知らない子どもたちでも、これならば計画をたてられます。大人でもこれで仕事を組む人は多いです。

実は、これで色々なものを計画してはだめです!

なぜなら、非常にザルだからです。一定のお金ならばOKです。ただ、仕事や勉強においてマイナス事項ってありませんか?「忘れちゃった…」「あっ、これ増えるの?!」「まじか…( ゚Д゚)」

その時点で積み立てられなくなってくるのです。目標が定まらず、イレギュラーに非常に対応できない方法だからおすすめしません!目標を達成する為に計画を立てるのです!!

これが間違えた計画の立て方①ですね。

GAP式

二つ目は、「GAP式」。こちらを強くお勧めします。

なぜなら、イレギュラーに強いから。「計画倒れ」になりにくいからです。色々と修正がきくのは便利だと思いませんか?!

「GAP式」とは、目標を立て、現状を知り、そこまでの道のりを計算する方法です。簡単に言えば、「引き算」です。日本人の感覚に「引き算」はあまり得意ではないそうです。ただ、これを使えるように練習すれば、考え方の幅が広がります。何より、終わりが決まっていることって嬉しくないですか?

計画は目標達成のためにあるのです!

その目標を達成したら、終わりです。終わりが見えることはモチベーションが上がります。ま、逆にやる気が削がれる方もいらっしゃると思います。ただ、その場合は大抵どこかの工程で、間違えたことをしています。その間違いを今日詳しく解説しますので、安心してください。

では、実際に計画を立てていきましょう♪

計画の立て方① 目標を設定しよう!

数字で決めよう

「GAP式」で一番大切なのはここです。目標を設定してください!

まずは、自分が思うものがいいです。ただし、「数字」で表してください。

理由は、簡単。数字であれば、目に見えるからです。目に見えることは非常に大切です。

一番大切と表記したにはわけがあります。自分が思うものがいい、と先ほど明記しましたが、これは自分の意志を示しているからです。言われたからやる、ではなく自分の意志でやる!が目標においても、計画においても一番大切です。

例えば、「前の数学のテスト悪かったから、次は頑張りたい。良い点数を取りたい!そのために、勉強する!」あるあるですよね。でも良い点数とはなんでしょうか?人によって違うものになります。それでは、意味がありません。あなたが思う「良い点数」を数字で表しましょう。

期間を決めよう

次にいつまでにそれを達成したいか、の「期間」を決めることです。言い換えれば、頑張る期間を決めることになります。当然、頑張るのは本人ですから、頑張るという「努力」をしなければいけません。そこで自分の意志が大切になってくるわけです。

先ほどの例を取ってみると、「次に」に当たる部分ですね。より明確なものであれば、ある程現実味が増します。なので、「次に」ではなく、「今日から30日後の11月1日から11月3日にある後期中間試験」となるわけです。ほら、ぐっと現実味が増しましたでしょ。この「30日後」が長いか短いかではなく、頑張る(自分の意志で努力する)期間として捉えるのがいいでしょう。

重要なのは、より明確により具体的に細かい数字ベースで決めることです。

補足(上級者向け)

目標を立てることに慣れた人向けの話になるので、まだの方は読み飛ばしてもOKです。

近い未来の目標を立てることに慣れてきたら、遠い未来の目標も立ててみるといいでしょう。本来目標とは遠い未来からの逆算です。将来設計には必須なものですよね。

大きな目標を立て、小さな目標を積み重ねましょう。

例えば、結婚。スピード婚を狙う方は別になりますが、現状25歳OL、彼氏なしの女の子が、30歳で結婚する計画をたてたとします。人によって違うので、何ともいえませんが、恋愛結婚であれば、3~4年はお付き合いをし、結婚に至ると私は考えています。(違ったらごめんなさい <m(__)m>)

その際に30歳から3年を差し引くと27歳です。現状25歳なので、あと2年の猶予があるわけです。では、2年の間に彼氏を見つけられれば、可能性がぐっと高くなります。なので、小さい目標として2年以内に彼氏を作る!ということになります。

計画の立て方② 現状を知ろう!

自分との闘い

この作業が一番精神的にきます。。。簡単に言えば「自分を知る」という作業です。自分がどこが苦手で、どこが弱点なのかをこちらも「数字ベース」で把握しましょう。より具体的に容赦なく自分にダメ出しをしてください。手加減は許しません!!この作業に手を抜くと次の工程にも支障が出てきます。だから時間がかかってもいいので、じっくり自分と向き合ってください。

自分を自分でいじめ抜いた結果、次が見えてくるのです!

では先程の例を見てみましょう。 「前の数学のテスト悪かったから、次は頑張りたい。良い点数を取りたい!そのために、勉強する!」 今回注目するのは、「前の数学のテスト悪かった」ここです。自分いじめグッズは、ノート、筆記用具、前回のテスト問題、答案ですね。因みに彼は次の目標点を80点に置きました。

まずは、テストの問題と答案を開いてください。おっ、20点とありますね。お母さんもため息が出ていました…。ま、取ってしまったものは変えられので、いいでしょう。大事なのは次に何をするのかです。基礎問題で60点あるのに、自分は15点しか取れていない…。応用問題は30点中5点。残り10点は難関問題か…。基礎問題の中でも、計算問題で20点あるのに8点か。ここは取れそうだ!計算方法はわかるのにミスしてる…基礎問題はあとは1文形式の文章題か。計算をメインとしたこっちはわかったんだけどな。また計算ミスしてる。図形はさっぱりだったな…。応用問題は途中時間なくなっちゃったんだ…。でも今やったら2問ぐらい解けるな。正解してれば10点プラスか。・・・・・・

と、ま~色々反省すべき点が出てくるわけです。それを細かくノートに書き留めるのです。自分の弱点を徹底的にさらけ出して、いじめに抜いてください。そうすると同じようなことを書いていることに気づくはずです。先程の例ならば、「計算ミス」「時間が足りていない」などのワードが並ぶはずです。そうそれが「弱点」。ならば、改善策を隣に書いておきましょう!

ノートに書いて「見える化」することが大切です。あなたにとって、取って置きの財産になるはずです。

客観的にみる

自分を知ることで一番重要なものは、「客観性」です。他人が自分をどう見ているかを考えることが重要とも言い換えられます。「他者視点」といいます。大人になる境目だと私は考えています。これはまたの機会に話しましょう。

人間自分には甘くなってしまうものですよね。逆に、自分に矢印を向ける時に、自分を傷つけてしまい、立ち直れなくなる人もいます。それでは意味がありません。なので、別人格を作り出してください。

「白米」という人間を「白米2」がいじめるように、別人格を作り出して、いじめてください。ただし、他人には同じことをしないように。

先程の例に戻りましょう。うわ、こいつ20点しか取れてない…。1問目の計算問題から間違えてるよ…。計算ミスじゃん。マイナスの計算ぐらいやってくれよな~。え?!2問目はマイナスの付け忘れ…。もったいない…。

という感じです。あとで、ノートを見返してみてください。色々ダメ出しが書かれているはずです。でも、忘れないでくださいね。書かれているの自分のことですから!

計画の立て方③ 計画表を作る

GAPを知る

さて、目標と現状がわかりました。「引き算」しましょう!そのために「数字」で表記したんですから。

例を見直してみると、彼は80点目標でした。現状20点。60点の差があります。この差を出すことが重要です。みなさん、どうですか?目標到達可能なものですか?

現状に戻ってみましょう。どう反省会を開いても、60点が今のところ限界です。自分は80点取りたいのに、60点が限界…。心折れる瞬間ですよね。

でも大丈夫!今回の目標は80点の目標にしましたが、60点に変更しましょう。今回60点持ってきて、次回80点の目標にしましょう。それでいいんです!

現状を見つめなおし、自分に鞭を打って、出した答えです。そこは自分を褒めましょう。最大限努力して60点ならば、今はその最大限の努力をするべきです。次の80点のために、今回は努力を重ねて60点を取りましょう。だって今20点なんですから…。

このように期間が短い場合は目標を小さく切り替えることは重要です。実はテストの点数だけでなく、仕事にもそれは当てはまります。上司の目など怖いものはあると思いますが、無謀な目標は目標と呼びません。野望や願望、夢と呼びます。まずは、実現可能な最大限の努力の証を目標としましょう。

それには根拠が必要です。自分いじめの結果を見せるといいでしょう。他人は「さぼる口実」と勘違いしてしまう恐れがありますので、注意です。忘れてはいけないのは、実現可能な最大限の努力の証です。

計画表を作る!

さて、やっとカレンダーベースで計画を練る時がやってきました。準備が多くてすみません。

自分の弱点はもうわかっています。あとは、練習あるのみです。実現可能な最大限の努力を練習で埋め尽くしましょう。抽象的な言い方をすると「実行」ですね。

行動が変われば、結果は変わる!

人間の性格は早々変わりません。なので、人間性を変えるのではなく、行動を変えるのです。

「実行」のコツは期間を小さくすることです。

例では、30日間の猶予が存在します。ざっと4週ですね。まずは大まかな実行計画を立てましょう。

1週目 ・計算問題のやり方を復習 ・ワークを20ページ進める 

2週目 ・応用問題に挑戦 ・ワークを20ページ進める

3週目 ・応用問題の量を増やす ・ワークを提出できるようにする

4週目 ・ワーク2周目 ・苦手な部分を消す ・過去問

これぐらい大まかで大丈夫です。バッファーは持たせることで余裕が生まれます。またイレギュラーな事態が起こった時に身動き取れなくなってしまっては、最大限の努力ができなくなります。

でも重要なことが1つ。具体性を持たすことです。できたら、ページ数も記入しましょう。

1週目 ・計算問題のやり方を復習→計算問題教科書P60~P82 ・ワークをP15~P35の20ページ進める 

この黄色のルビを振った部分が大切な部分です。自分にどう枷をつけるのかは非常に重要になってきます。自分を甘やかさない工夫をしましょう。また、そこまでするのことが、「最大限の努力」と呼ぶにふさわしいものであるわけです。そんなにつらい努力を人に言われてできるものではありません。自分の目標のために頑張りたいから頑張るのです。自分の意志って大切でしょ。

1週間の目標が経てば、日にちベースで落とし込めばいいわけです。ただ、1日中数学をやっているわけにはいきませんので、学校、部活、外せない予定など以外の時間で行う必要があります。時間は有限ですので、大事に使いたいものです。無理をする日と無理をしない日をうまく作ることをお勧めします。

予定を「見える化」するのが一番良い手だと提案します。この際、時間で見えることが大切です。手帳などもありですが、時間をかけず、サクッと確認したいので、カレンダーアプリを使うことをお勧めします。白米はGoogleカレンダーを使っています。スマホで確認できるので、便利です。

グーグルカレンダーを詳しく知りたい方はこちら。

計画の立て方④ 計画通りにいかない( ノД`)シクシク…

PDCAとは

計画通りには、なかなかいかないものです。計画は塗り直しが必要です。ビジネスマンには聞きなれた単語ですが、「PDCA」を活用しましょう。「PDCA」とは、

  • P…PLAN 「計画」
  • D…DO 「実行」
  • C…CHECK 「振り返り」
  • A…ACTION 「改善」

のことを言います。それぞれの頭文字を取って、「PDCA」といいます。

※ビジネス書によって訳し方など諸説あります。

簡単に言うと、成果のためのスパイラルアップ工程です。

「計画」をたてたら、次は「実行」に移すわけです。ただ、諸問題が色々起きる場合があります。なので「振り返り」を行い、「改善」で修正をかけます。そして「計画」に戻り、「計画」を立て直し、「実行」する・・・・・・この繰り返しです。

この作業は、多ければ多い程、行動が精密になっていきます。古い考え方と仰る方もいると思いますが、自分の行動を振り返り、改善をかけ、行動を変えることが重要です。計画通りにいかなくて当たり前!ぐらいの気持ちで望むのがいいと思います。なので、前項で話した通り、ざっくりとした計画が必要なんです。綿密に身動き取れないものを最初から組んでしまうと、心が折れます。正しく、「計画倒れ」になってしまいます。

間違えた計画の立て方②ですね。計画倒れ…

計画を練り直す

「PDCA」を使い、1日の行動を振り返りましょう。最低でも3日に1回やることをお勧めします。「PDCA」で一番重要なものは「C」です。「振り返り」です。

一般の方々は秘書さんはついていません。予定管理はご自身で行います。なので、たまには疲れて、ソファーで寝っ転がったら、ウトウトzzz…。ハッと目が覚めたら、もうこんな時間(;゚Д゚)…なんて時ありますよね?!(白米はしょっちゅうです…)

なので、1日の終わりに今日やれたこと、やれなかったことを計画に照らし合わせてみてください。やれていないことが、明日以降にやらないといけないことになります。

やれていないことが分かれば、その量をどこに回すのかを考えましょう。明日終わるのであれば、明日に回すのもいいでしょう。なので、明日は、明日の分+今日の残り分をやらないといけないわけです。

無理ならば、日にちをまたいで分散させましょう。無理をしないことが重要です。取り返す為に無理をすると、どっかで計画倒れが待っています。無理をしない!

ここで約束してほしいことは、自分で決めた目標を安易に変えないことです。例えば、目標点を下げる。絶対にだめです!これは自分を甘やかしているだけですからね。

ただ、1週間を終えて、振り返りをした時に分量を変えるのはありです!そもそも自分の力を過信して組んだ計画ですから、うまくいかなくて当然なんです。

例を見てみましょう。 「1週目 ・計算問題のやり方を復習→計算問題教科書P60~P82 ・ワークをP15~P35の20ページ進める」とありますが、1週目を終えた結果、教科書はP60~P70までしか進んでいない。ワークはP15~P30まで進んだ。難しいところですが、教科書を進めるか、ワークを進めるかは「優先順位」で決めるべきでしょうね。白米ならば、提出があるから先にワークを進めます。そう考えた時に、「教科書は10ページまでしか進められない」という事実と、「優先順位」から考えたワークは何とか次週20ページ分と今回進められなかった5ページを終わらせる計画に変更します。※「優先順位のつけ方」は別の機会に話しします。

そしたら教科書が終わらないじゃん!ってなると思いますが、大丈夫。そのために4週目に少し余裕を持たせてあるわけですから。多少延びても計画に支障は出ません。

ほら、これなら無理なく計画倒れが防げるでしょ。重要なのは最終的な実行量を落とさないことです。

結果を変えたいなら、行動を変えるのみです!行動を変え、結果を目標以上にするための計画であることをお忘れなく!

PDCA以外にも色々な方式があるので、興味ある方は見てください。

目標達成に向けたアプローチの方法っていっぱいあるじゃん!マネージメントサイクルをまとめてみた!! の話

まとめ

今回は大人も子ども使える計画法をお届けしました。計画を立てることを苦手としている人は周りに結構いますよね。是非勧めてみてください。

1 目標を立てる。その際に重要なのは自分の意志です。また「数字」で話をしましょう。

2 現状を知る。徹底的に自分を客観視してください。

3 「目標」-「現状」=「頑張る量」。その量に負けないで!

4 計画表を作ろう。期間と量を明確に。余裕をもったご利用を。

5 「振り返り」をしよう。そして、「改善」をかけよう

6 実行あるのみ!行動が変われば、結果は変わる!

間違えた計画を立てても成果は出ません。これで成果が出る計画が立てられます!

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