はい、こんにちは!白米です。
内申がなかなか上がらない…成果がなかなか上がらない…って悩んでいませんか?
実はそれって、相手に評価されてないからじゃありません?!
今回は公立中学生の内申の上げ方をお話します。
でも、実は中学生だけじゃなくて、大人である皆さんも今すぐに確認してほしいテクニックでもあるんです。
いやいや、中学生の成績と会社の成績全然違うじゃん(# ゚Д゚)って思いますよね?!
勉強になりますよ、きっと。やってるようで、やってない。
いや、忙しいとか面倒とか、様々な理由からやれてないことかもしれません。
やってて損がない!やってたら、周りからの評価が自然と上向きになる3つのこと。
是非やってみて。
前提
内申って何?
さて、大人も使えるテクニックとして紹介していくんですが、ベースは中学生を対象に話していきます。
内申とは何か。いや、もう知ってるよ!ってことですよね。
でも、大事なこと。対象のものの形を正確にとらえておくと、目的が狂わず、行動化しやすいですよ!
内申とは、学校が学期末に出す成績、通信簿、あゆみのことを指します。
学校の先生が生徒のことを見たり、テストの点数だったりで5段階評価で成績をつけます。
神奈川県の公立中学校は、相対評価です。
昔は絶対評価でした。相対評価とは、生徒が持っている点数をポイント化して、5段階に当てはめます。
より詳しいことが知りたい方はこちらもご確認ください。
このように評価項目が決まっています。そう、評価なんです。
大人には聞き慣れた言葉ではないでしょうか。
内申は、評価なんですよ。皆さん、当たり前すぎて忘れてませんでした?
評価者は先生、被評価者は生徒。
この関係を忘れないでください。評価者は先生なんですよ。
相対評価でも先生が介入する余地が大きくあるのです。
点数が取れていても素行が悪いと内申は落とされてしまいます。
反対に、点数が悪くても先生からの信頼が厚いと内申は上がります。結構お父さん、お母さんも点数が高いのに何で…となるケースが多いのです。
当然テストの点数で内申の上下は大きく左右されます。
ただ、これから話すことをやってるとたとえテストの点数が悪くても、大きく下げられないのです。
※高校生は下げらます…
内申を上げる!其の壱
挨拶
大人にとっては、当たり前のことですよね。
でも意外と中学生は先生にやってませんよ。
やってたとしても、会釈するだけだったり、気付かれていなかったり…挨拶は、相手に気付いてもらえなかったら、意味がないんです!
お母さんが「あんた、やってるの?」て聞いても、「やってるよ。」としか返ってきません。
大事なことは、ちゃんと声に出して、先生に気付いてもらえているかどうかです!
次に態度です。
ブスっとした顔で挨拶されても気分はよくなりません。むしろ、マイナスになるかも?!
挨拶は自分と相手を繋ぐ最初のコミュニケーションです。
信頼関係を構築する一番最初の手段です。
評価者には良い印象を与えることが重要です!
フラッと来て、ブスっとした顔で「うっす」って言ってたらダメなんです。
爽やかに挨拶されたい。なので、
笑顔で元気に挨拶しましょう!
字面だけ見ると小学生のようで簡単そうですが、これが意外に難しい。
特に中学生は多感な時期も相まって、余計に難しい。
学校の先生への好き嫌いは両極端に分かれます。嫌いな先生には挨拶どころか、会釈すらしないケースも。笑顔なんて見せられない。
でも、相手も人間です。多分嫌われてるんだろうな~と思っている相手にアプローチしません。
しかも、今回の場合は先生の方が立場が上です。挨拶されて当たり前と思っているかもしれません。
これは社会人にも同じこと言えますよね。上司、お得意先の方々に良い印象を与えたい。
この先、一緒に働きたいと思ってもらえたら勝ちですよね。好き嫌いはあるでしょう。
でも、どちらの感情にしろ、最低限のマナーとして、挨拶はしましょう。
できたら、明るく元気に。そうすると相手の態度も軟化するかもしれません。
笑顔
笑顔で挨拶をすることは、その場をプラスの空間にすることができます。
ここで注意事項を申し上げると、笑顔かどうかは相手が決めるということ。
自分が元気!笑顔!と思っていても、相手がそう思わなかったら、そうではない。になってしまいます…
実は、「元気」とか「明るい」、「頑張っている」は、相手からの評価なんです。
なので、相手の基準に合わせましょう。自分の中で!は通用しません。
多くの中学生が間違えて考えている部分です。
中学生はよく言います。
自習中に5分に1回ふらふらと立ち歩き、友達にちょっかいを出している中学2年生男子。
勉強がなかなか進みません。「じっとしようか。集中しよう!」と注意を促すと、「え?なんで?やってるよ?俺頑張ってるよ。」
どうですか?皆さんの中では勉強を頑張っているように見えますか?
でも、彼は言い張ります。「俺の中では頑張ってるほうだ。注意されるのはおかしい!」と。
残念ですよね。彼の頑張りは誰も認めてくれないのです。
ということは、他人からの評価は「頑張ってない」になります。
自分が思っていることと他人が思っていることは、違う可能性があるということです。
だから、笑顔で挨拶と言われたら、最低でも口角が上がっている状態で挨拶してください。
口角が上がると、目も優しく映りますので、笑顔と認識されやすいです。
内申を上げる!其の弍
フムフム
何それ?って感じですよね。これは、授業中の姿勢の話です。
聞いてなくても、フムフムとジェスチャーをしてほしいのです。
具体的には、話を聞く時に首を縦にふりますよね。やることはこれだけです。これをやり続けるだけで大きく変わります。
先生は前に立ち、全員を見渡しています。話す時は誰かに向けて話すケースが多いです。
そして、その誰かは、フムフムしてる生徒。
なぜなら、聞いてくれるから。本人が聞いてるか聞いてないかはどっちでもいいんです。(いや、聞いといてほしいんですけど…)先生が聞いてると判断してれば、聞いてるフリでもOK!
授業をしていて、寝てる人に話しかけるよりも、聞いてくれる人に話しかけます。
そのほうが、気持ちいいから。聞いてない人より、聞いてる人。
実体験を話しましょう。
白米が塾説明会で前で話す時の話です。2時間の説明会はお母さんたちにとって、長い時間です。
最初はどのお母さんも頑張ります。かわいい我が子の受験についての話です。真剣です。
しかし、1時間過ぎたあたりからお母さんたちの様子が変わります。
飽きるんですよね。(白米の話術が下手なのかも…)前にいるとすぐわかります。
真剣に聞いて、ジェスチャーをしてくれるお母さんは、頑張っているように見えます。
ペンを回し、メモを取らなくなったお母さんは飽きています。
それをみて、白米は少し焦ります。
そんな時はフムフムかーちゃんに向けて話すと、白米の口も滑らかになっていきます。
聞いてくれてる人のほうが、ありがたいんですよね。
フムフムかーちゃんが聞いてるかはわかりません。
後日、個別面談をしたら、内容を全く覚えてないお母さんもいましたから…。あんなにフムフムしてたやん。。。
大人でも同様です。会議や打ち合わせ、商談でフムフムしてますか?
話している相手が、自分の話を興味持ってきいてくれてるかは気になるところです。
真剣に聞いてくれていると判断されたら、説明にも熱が入ります。仕事に対する真剣さが問われます。一緒に何かをしたい相手と取引したいですよね。
手を挙げよう!
フムフムは授業参加意思の表れです。参加意思が高ければ、先生の印象が良くなるわけです。
これからの話は性格にもよるので、できない人もいると思います。でも、トライはしてほしい。
授業参加意思の表明として、積極的に手を挙げましょう。
毎回手を挙げ、参加意思が表明されると、先生からの評価は、「頑張っている」になります。
成績表の観点においても、関心意欲態度という項目があるますから、同じ頑張るなら先生に認めてもらいましょう。認められるとどうなるかというと、授業の際に先生はあなたをベンチマークします。
言い換えると、頑張っている人代表です。もしくは、模範的な生徒代表です。
あなたが、授業中に首を少し傾げてると、先生は言葉が足りなかったかも?!
もう少し解説をいれた方がいいかも?!と思います。
媚びなくても、あざとくなくても、萌袖をしなくても、先生の信頼は得られるのです。
補足です。評価項目だから頑張る!は当たり前の話ですよね。
もっと印象を与えることもできます。それは、評価項目ではことも頑張ると評価に繋がるということです。
評価に関係ないところでも貢献することにより、参加意欲が明確になります。
特に大人の組織では、重要視されます。自分の人となりを行動に表すことにより、組織に好意的だと判断されます。組織の長は、組織の方向性を示す義務があります。
それを肯定してくれる人材は、自分にとって有益です。評価項目ではないけれど、好意的であるというだけで、重要視されるわけです。
頼りにされる人材になろう!ということです。人の為に汗をかくことは素晴らしいことです。
内申を上げる!其の参
提出物の期限
大事なことは、まず期日通りに出すこと。中学生が覚えるべきことは、期日です。
○○日に提出と言われたら、それまでに仕上げ、提出する。
意外と中学生はできません。特に男子。謎理論で出さなくても大丈夫!と言い張ります。
甘く見てるんですよね。1回ぐらい大丈夫と思っちゃってる。
その時点で先生からの信用は失います。
評価が上げることが難しくなるわけです。だから、ちゃんとやってほしい。
中学では先生は追いません。後から出す、という概念はありません。
先生の閻魔帳には未提出と書かれて終わりです。唯一追ってくる瞬間は、3者面談でしょう。
先生、親、生徒の3者面談ですね。家に帰ってから怒られるやつです。
だいたいそういう子は、お母さんには「出した!」と言っています。
出してないに…。倍怒られるはめになります。
大人にとって、納期は重要なものです。特に他社さん相手なら尚更ですよね。
大人になっても提出物から逃れることはできないのです。期日通りにミスなく仕上げる!期日があるということは、別の人がその仕事を引き継いでいる、ということです。
期日を守れない人は、他人に迷惑をかけていると認識しましょう。誰もが楽しく仕事をするためにも。
提出物のクオリティ
期日通りに出したけど、評価が上がらない。
では、評価を上げるためには、何をしたらいいんだろう。
はい、クオリティを上げるしかありません。女子は上手ですよね。
カラーリングとポストイットのコラボレーション!先生も見ていて華やぐことでしょう。
ワークの提出の場合、解き直しだけは絶対にやってください。
真剣に解き直しを何度もやれば、テストの点も上がります。解き直しを何度もやっていることを先生に証明することがポイントです。
- ①ワークで間違えてしまった箇所に赤ペンで修正を挿れる。
- ②解き直しをポストイットにやる
- ③間違えた箇所の上からポストイットを貼り、剥がれないようにテープで貼って補強。
もし更に間違えたら、ポストイットを更に貼り何度も何度も解き直しをして、できるようになった、努力を証明するのです。
先生が提出されたノートを見て、最近頑張ってるな!と思ってくれたら、こちらの勝利です。
実際にこれを行い、評価CやC°だった子が、A°を取り続け、公立受験の面接の「中学で頑張った教科」という欄で話してくれていました。
大人も同じですよ。提出物にミスがないか、見やすいようになっているか、色々確認してから提出しているはずです。
相手のことを考えた丁寧な仕事は、何もこちらが話さなくても物が雄弁に語ってくれるはずです。
神は細部に宿ります!
ノート提出の場合で重要なことは2つです。
一つ目は、先生が言っていたことをメモしてあるか。
どうでもいいことでもいいのです。テストに出なくても、大事なことでもない、くだらない雑談。それでも、ちょこっとノートに書き留めておくことが大事。
なぜなら、授業に参加していた証拠になるからです。本当は大事なことをメモしてほしいのですけどね。
ここテストに出るぞ!と先生が言ってら、色ペンで大きくグリグリして、テスト出る!と書く。
中学生はメモすることに慣れていません。大人になるまで、メモを取りましょう。と言われないやらない。今まで言われて来なかったんでしょうね。
二つ目は、ノートの使い方です。
罫線をどう使っていますか?普通は、ノートの線に沿って書きます。
中学生男子はそれができない子がいるんです。字がでかい子。。。
字を小さくする練習は時間がかかるので、2行使って書く。などの工夫が必要です。色は最低限2色。
推奨は、赤と青。あまり多いとごちゃごちゃしてしまい、綺麗に見せるはずが逆に汚く見えてしまいます。赤の役割は、大事なところと○付け。青は先生が言っていたこと。充分です。
先生に見やすいようにノートを作る工夫が必要です。デコる必要はありません。
見やすいかが重要なのです。テスト前に見返した時に、ノートが綺麗だと有効ですよね。復習効率も上がるわけです。
補足
2024年度の神奈川県公立高校受験方式に変更が出ます。
面接を実施せず、内申で2次選考を決めるというものに変更されます。
しかも、内申の見られる観点は、「学習意欲態度」。
ノートや授業の参加意欲など、先生の主観である程度決まってしまう部分が2次選考の内容となっております。
詳しく知りたい方はこちらの記事にまとめてあるので、どうぞ。
ということは、2023年度中3に上がる子から適用となるわけですが、内申を高く持っておかないと、入試で相当不利な状況となってしまいます。
今からできることを、ちゃんとやりきりましょう!
おまけ
字は丁寧に書きましょう。
決して綺麗でなくとも結構です。丁寧に書きましょう。
なぜなら、相手が読むものだからです。
読み易いか、読みにくいかは、相手が決めることです。何のために書く字なのかを理解しましょう。
読んでもらうためですよね。
相手のことを想い、丁寧に書けば、伝わります。ミミズがのた打ちまくる字ではちょっとががっかりです。
大人になって、字がみすぼらしいと、恥ずかしいと思う場面があります。
自分だけが読む秘密の日記張ならそれでいいのですが、契約書やお手紙は相手がいるものです。
大人になってから直そうと思うと時間がかかるので、丁寧に書く癖を子どものうちから付けてください。
まとめ
内申(成果)が上がる基本のお話でした。
突き詰めていくと、奥が深いものですが、当たり前のことです。足元を固めることにより、成績は上がり易くなります。
さて、まとめます。
- 明るく元気に笑顔で挨拶!
- 参加意欲溢れるフムフム!
- 提出物
この3つです。意外とできてない3つかもしれませんし、継続して抜けてはいけない3つです。
今から年齢問わず使えるテクニックですので、是非使ってみてください。
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では、また!
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