はい、こんにちは。白米です。
前回、塾講師やってみませんか?という話をしました。
まだ読んでないよ~っていう方は、是非こちらも合わせて読んでみてください。
塾講師のバイトはやったほうがいいよ!知ってた?就職活動の時にめちゃくちゃ役に立つんだから!! の話
塾講師のアルバイトをやるのであれば、みんなから愛される講師を目指してほしい!このことだけちゃんとやれれば、人気講師になれます!!みんなから愛される講師になっていきます。
と、いうことで、今回は塾講師第2弾!コーチングを使って、大人気講師になろう!
使うスキルはコーチング。奥深いものですが、使うスキルはそんなに深いものではありません。日頃からやっていることを意識するだけでOK!コーチングの初歩を使って、生徒対応することで、生徒はついてきます。
対生徒ではなく、友人関係や先輩後輩、上司相手でも使えることなので、講師と関係ない人でも読んでみてください。きっとあなたの助けになると思います。
では、はじまり。
コーチングとは
コーチング
先生業をやると「教える」ことに集中してしまいがち。ま、教えるのが仕事だからね。でも、教えることでは、やる気UPには繋がらないんです。
なぜなら、やる気とは自分の中から沸き起こる感情であり、自分自身でコントロールするものだから。他人から刺激を受けることがあっても、やる気を出せるのは、自分だけなんです。コミュニケーションで「教える」だけでなく、「自ら取り組む」を養ってもらいましょう。
一般にティーチングは、親・先生・管理職などの立場にある者が、子・生徒・部下などを豊かな知識や経験に基づき、目標達成へと導くための指導方法です。そのため、指示・命令型の答えを与えるコミュニケーションに陥る傾向があるようです。
一方、コーチングでは「答えを与える」のではなく「答えを創り出す」サポートを行います。 この考え方は「答えはその人の中にある」というコーチングの原則に基づいています。
コーチングでは「答え」について、「外から与えられた答えは情報」として、「自分の内にある答えを納得感」として位置付けており、 後者の自分の納得感を重視しています。
コーチングでは両者が結び付くことで「その人自身の答え」になると考えるとともに「答えを創り出す」ための基本としています。このようにコーチングは「答えはその人の中にある」という原則のもと、 相手が状況に応じて自ら考え、行動した実感から学ぶことを支援し、 相手が本来持っている力や可能性を最大限に発揮できるようサポートするための コミュニケーション技術なのです。
一般社団法人 日本コーチ連盟HPより抜粋
答えは自分の中にある!部下でも生徒でも友人でも誰でも、全ての人が自分で答えを見つけることで、自分の行動を決めることができるんです。
やらされている環境から脱却し、自分で目標を決めて、自分の力で切り開く。
その手助けをするのが、コーチングなんです。
コーチングは原因論ではなく、目的論で話を進めます。
原因論は、簡単にいうと犯人捜しです。「なんで?」「どうして?」を追求することで、問題点が洗い出され、解決策を出しやすい手法です。数字分析には強い手法です。しかし、人に対して使うと、責められている状態になり、相手を追い込むのです。
なので、コーチングは目的論で話を進めます。目的達成するために、必要なことを提示し、手段は本人が自らの意思で決定する。そのサポートをすることが、コーチングです。目的を見て、やる気を向上させ、前に進む勇気を奮いたたせ、目標に向かって行動を起こしてもらう。
ということは、自分の意思で決定してもらうことが大切なのです。
目的論の話は、違う回でちゃんと話をしますね。
使うスキル
傾聴
そのままの意味ですね。聴くことです。
簡単じゃん!聴くだけでしょ?と思ったでしょ?!これが一番難しい。頭の回転が速い人程難しいと思います。
なぜなら、主観を捨てて、相手の言葉を一度受け入れて聴く、これを傾聴と言います。
頭の回転が速い人は、自分で先に答え見つけちゃうから、主観が強くなりがちです。
聞いてる間に色々と考えてしまいますよね。聞いてる間に、聞く側が結論出しちゃう。あれ、アウトなんです。例えば、友人との待ち合わせ。友人は遅刻してきました。理由を聞くと、自分の目の前でおばあさんが転んだから、おんぶで病院に運んでいたんだ。だって。みなさんは、どう思いました?
そんなんあるわけないやん!と思うでしょ?!この時点で、傾聴にはなってないんですよね。正解は、大変だったね。心配したんだよ。次こういうことがあったら、何をしたらいいと思う?
これがコーチング。良し悪し、否定はしません。良し悪しは評価になるのです。評価とは、基本的に上から下に向かってする行為なのです。コーチングでは、横並びのスタンスです。
横並びの理由としては、一緒に頑張る仲間だからです。上から言われるよりも、横から言われることで、生徒のやる気が上がりやすい環境を作れます。
相槌
傾聴で話を聞く際に、重要な要素です。話をしていて、興味なさそうに聞かれても、テンション上がらないですよね。だからこそ、相手が話易くするために、相手のテンションに合わせて、盛り上げてください。
プラスのテンションの時は、少しオーバーに。マイナスのテンションの時は、寄り添う気持ちで。
絶対に逆にしないでください。大変なことになります。夫婦なら離婚の危機を迎えるぐらい危険です。
次に出てくる、【承認】と【問い】を使いながら、話を引き出してください。相槌は、相手の真意が出てくるまで、話をしてもらうための潤滑油となるでしょう。
相手の言葉を使い、繰り返すだけでも、こちらに興味があるサインは伝わります。
また、身振り手振りを使いながら、聴くことで、相手は話易くなります。この話は、以前話しました。興味のある方は、こちらも読んでみてください。
伝え方講座第2弾!「伝えた」ではなくて、相手にどう「伝わった?!」が全て!の話
この話で視覚的効果の話をしています。
やはり、相手にどう伝わるか?!って大事ですね。
承認(勇気づけ)
承認とは、認めることを指します。相手のことを認める広い意味で使われている言葉です。ポイントは2つ。
- 相手の感情を承認する。
- 相手の行動を承認する。
一番ダイレクトに伝わる承認は、褒めです。その際には、あなたの言葉で、あなたの気持ちを伝えてあげてください。自分が納得していないこと、失敗してしまったことでも、あなたの言葉で相手に寄り添い、結果だけでなく、プロセスにも注目しましょう。
失敗した理由を探すのも重要なことですが、相手の心をえぐることに繋がるので、未来思考で次に目を向けさせてください。コーチングは、原因論ではなく、目的論で思考しましょう。未来に向けた行動を決める手前で、行動の一部を承認されることがあると、結果失敗だったとしても、次に繋がる大きな一歩になるです。
あなたの承認が、相手のやる気を引きだし、次の一歩を踏み出す勇気を与えるでしょう!
褒めに関してとやる気UPに関しては、前にも記事にしています。こちらもどうぞ。
問い
質問をすることを指します。相手のことをより知るための便利グッズです。
コーチングは、相手を知ることからスタートします。先述しましたが、相手が自分の答えを持っており、相手が本来持っている力や可能性を最大限に発揮できるようサポートするための コミュニケーションスキルがコーチングです。
相手がまだ自覚していない、本来持っている力を、質問を繰り返すことで、まず気付いてもらい、その力を本人が生かせるようにサポートするのです。
話の方向性を決める重要なファクターになります。承認や相槌とセットで話しを構成してください。
もっと詳しくコーチング知りたい人へ
こちらの本がおすすめ!平本式コーチングの平本あきおさん監修のコーチング本です。
白米は、平本さんのコーチング講習を受けました。このおじさん、めちゃんこ面白いんです。リアクションが大きく、見てるだけで元気をもらえるおじさんでした。コーチングの内容も今まで自分が塾内でやっていたことと似てるど、体系立てられてなかった部分を言語化してくれて、大変わかりやすかったです。
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平本式は、非常に未来感を大切にするメソッドを大事にしています。未来の自分がどうなっていたいのか?!それはどういう理由で湧き起こる想像なのか?!自分の価値観から考えた未来の自分(目標)に対し、現状を見つめ、どう変化させていくか。
わかりやすく書かれています。行動ベースに落とし込む方法は、秀逸です。今からやりたくなる方法が記載されていました。
興味ある方は是非手に取ってみてください。おススメです。
特に、子育てに疲れているお母さんには是非読んで頂きたい。元気になります。
また、目標の立て方や行動の仕方が分かっていない高校生にはささる本だと思います。難しい話はそんなにありません。状況はマッチしないと思いますが、自分に合わせて読み解いてもらえると、勉強になる本です。
まとめ
前提のコーチングの話で前編が終わってしまいました。
後編では、そのコーチングを使うことで生徒へのアプローチの仕方が変わり、人気講師になっていく様を話したいと思います。
では、コーチングのおさらいです。
コーチングとは、「答えはその人の中にある」という原則のもと、 相手が状況に応じて自ら考え、行動した実感から学ぶことを支援し、 相手が本来持っている力や可能性を最大限に発揮できるようサポートするための コミュニケーション技術をいいます。
使うスキルは、4つです。
- 傾聴
- →相手を知る。
- 相槌
- →相手が話易い環境を作る。
- 承認(勇気づけ)
- →相手を認める。
- 問い
- →話の方向性を決める
これらを組み合わせて、相手の本心を聞きだし、相手の目標に向かって走り出せるようにサポートしていきましょう。
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では、後半に続く!